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Channel: SHIROのIchigoJam日記
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日本縦断の旅3:3日目(12/27)

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札幌・すすきのの朝。昨日は雪でしたが今は晴天。ただ今日は札幌や函館は雪の予報です。

地下鉄で札幌駅へ。

【10本目:札幌7:45-小樽8:35】
ちょっと寄り道して、小樽を観光します。

銭函辺りから海が見えます。
日本海の方から雪雲が来ています。やっぱり今日は雪か?

小樽に到着。雪が降ってきました。

小樽と言えば運河。
赤レンガの倉庫が並ぶ運河は、小樽のシンボルです。

しかし寒い…ただいま-6℃(^_^;
運河のクルーズ船も休止中。

赤レンガ倉庫の他にも、古い建物がたくさん残っています。

そして小樽と言えば手宮線!(まちがい)
北海道で最初に引かれた鉄道の廃線跡です。

説明看板

確か線路のモニュメントが続いているのですが、雪に埋もれています。

小樽駅まで戻って、駅横の三角市場へ。

いろいろなお店や食堂が並んでいます。
便利な場所のせいか外国人観光客がいっぱい。

生け簀でタラバガニが動いています。

「ホタテはデザート、カキは飲み物」(^_^)

小樽駅の駅舎はレトロな造り。改札上には石油ランプがたくさん並んでいます。
大学時代に来た時は、北一硝子でお土産買ったなあ…

そして小樽と言えば鶏!(本当)
最近は若鶏の半身揚げが名物になっているようです。Team IchigoJam北海道の皆さんにも聞きました。
で、駅中にあるお店「なると屋」に来たのですが、何と今日は臨時休業!これは計算外。

慌ててネットを検索したら、新札幌駅のそばにあるなると屋さんが、10時開店で営業するようです。
そんな訳で「鶏を探して三千里」の旅が決定。

【11本目:小樽9:53-新札幌10:38 特別快速エアポート58号】
鶏を目指して、札幌方面へ戻ります。
まさか新札幌へ行くことになるとは…
まあこんな予想外も、旅の楽しみです。

戻りの車窓も海が綺麗です。

新札幌駅で下車。目指すなると屋さんは、駅前のイオンの地下です。

イオンの店内をうろうろして、なると屋さんを発見!ちゃんと営業してました(^_^)

【12本目:新札幌10:57-千歳11:19 快速エアポート62号】
無事に鶏半身揚げをゲットして新札幌駅に戻り、ちょうど到着した快速エアポートに乗り込んでミッションコンプリート。
次の千歳で乗り継ぎ時間があるので、鶏はそこで食べることにします。

千歳駅に到着。駅のホームのベンチで鶏を開けます。ローソンで買ったおにぎりも。

手羽と胸がつながった半身揚げ。タレと塩が効いていて美味い!それにかなり量があります。
何しろホーム上が吹きさらしで寒いので、手羽は完食したものの、胸肉は一部持ち歩きに。

【13本目:千歳11:46-東室蘭13:23】
千歳始発の列車。ホーム上で鶏を食して身体が冷えたので、暖かい車内に入れてありがたかったです。さすがに臭いが心配で鶏は食べられませんが。

千歳を発車した時はガラガラでしたが、次の南千歳で新千歳空港方面から多くの人が乗り換えてきました。
苫小牧や登別へ行くんでしょうか?この普通列車で?

白老付近の海。太平洋側はいい天気のようです。

温泉で有名な登別に到着。
車内の観光客がだいぶ降りましたが、まだスーツケースやリュックを持った乗客が結構います。室蘭まで行くのか、さらに乗り継いで洞爺湖の方へ行くのか…?
枕崎を目指しているのはさすがに私だけだと思いますが(笑)

東室蘭に到着。次の長万部行きまで30分近く時間があります。

いったん改札を出て、通路のベンチで鶏の残りを食べます。かなりしょっぱいので、ご飯が欲しくなります。お酒を呑む人ならビールが欲しくなる味です。

通路から見下ろす線路。まだまだ先は長いです。

【14本目:東室蘭13:56-長万部15:23】
高校生の帰宅ラッシュに当たってしまい、1両の列車が大混雑(今日は多分終業式)。まあ高校生たちは短距離で降りるでしょうが。
リュックを背負った18キッパーや外国人観光客も多いです。

しばらくは室蘭の臨海工業地帯が続きます。

その後の室蘭本線は、ずっと内浦湾に沿って走る絶景路線です。

太平洋もかなり荒れています。

北舟岡駅。ここも海がかなり近い駅です。
列車のすれ違いではなく、恐らく写真撮影用に3分停車。

伊達紋別に到着。猛吹雪(^_^;
函館方面からのすれ違い列車が6分遅れだそうで、こちらも6分待ち。

「日本一の秘境駅」と言われる小幌駅。トンネルとトンネルの間にポツンとホームだけがあります。家はおろか道すらありません。

小幌駅では、雪かき要員のおじさん3人のほか、何とお父さん・お母さん・小学生くらいの男の子の3人家族が降りていきました。多分男の子が鉄道好きなんでしょうね。
室蘭方面へ戻る列車なら、それほど待たずに来るはずです。

間もなく終点・長万部駅北海道新幹線の橋脚工事が始まっています。

長万部駅に着きました。

駅前の北海道新幹線のモニュメント。
2030年度末に新函館北斗〜札幌が開通予定です。

過去2回の縦断でもお世話になった、かにめし本舗かなやへ行ってみたのですが、何と閉まっていました。今日は営業日なのですが、「売り切れ次第閉店」なので、今日の分は終わってしまったのかもしれません。残念。

【15本目:長万部16:20-新函館北斗18:57】
18キッパーらしい乗客を多数乗せて、函館行きの列車が出発。

長万部駅より南は、新幹線の橋脚工事がだいぶ進んでいます。

八雲に到着。5時前ですがもう真っ暗。

森駅に到着。11分停車。
森駅と言えばいかめしが有名ですが、今は駅では売っておらず、駅前のお店で販売しています。さすがに買いに行く余裕は無さそう。

森駅も向こうがすぐ海なのですが真っ暗。
昼間はカモメがたくさん飛んでいるのですが、夜は静かです。

渡島砂原(おしまさわら)駅。函館本線の森〜大沼間は、海際の砂原を回るなだらかな旧線と、内陸を峠越えしてショートカットする新線に分かれます。特急や多くの普通列車は新線を行くのですが、この列車のように何本かは旧線を走ります。旧線側は初めて乗りました。

新函館北斗駅に到着。最北端の新幹線駅です。
いよいよ北海道を脱出して本州に渡ります。
津軽海峡普通列車では渡れないので、新幹線の力を借ります。

券売機で立席特急券※を購入しました。
立席特急券:全席指定の新幹線の一部区間で設定されている特定特急券。空いている指定席に座れるが、その席の指定券を持っている乗客が来たら席を空けなければいけない。

北海道・東日本パスは、立席特急券を追加で買うと、新函館北斗新青森間は特例で新幹線に乗車できます。
北海道と本州の間は普通列車が走っていないので救済措置です。元のパスが11,330円、立席特急券が4,000円なので、結構高いオプションですが。

それにしても、券売機で立席特急券(特定特急券)を買う操作が、ものすごくわかりづらかったです。
トップメニューではお馴染みの「指定席」「自由席」の大きなボタンがあって、それ以外に「お得な切符の指定券追加」のボタンがあります。
それかと思って選ぶと、元の切符を券売機に入れるように指示されるのですが、北海道・東日本パスを入れても「この切符は取り扱いできません」と跳ねられてしまいます。
何度か試行錯誤の末わかったのですが、いったん通常の指定席特急券を買うメニューへ入って、区間や列車を指定して、最後に確定させる前に小さく表示される「特定特急券でもよい」をタップすると、ようやく買えました。
これはもう買わせない造りとしか思えません。特に新函館北斗駅はこのニーズが多いのですから、メニューをカスタマイズするべきでしょう。
最近はみどりの窓口が減る代わりに券売機に頼る駅が増えて、乗客からの不満・苦情が増えています。もっと券売機の改善が必要だと思います。

【16本目:新函館北斗19:41-新青森20:38 はやぶさ96号】
新幹線に乗車。これはピンク(ツツジ色)の帯なのでJR東日本の車両。紫(ラベンダー色)の帯がレアなJR北海道の車両で、当たるとラッキーです。

立席特急券なので、遠慮して一番端の1号車に乗ったのですが、私一人で貸切状態。

豪華なシートで、かえって落ち着きません(笑)

青函トンネルに突入。トンネル内は湿度が高く暖かいので、窓が曇ります。
制限速度が160km/hなので、新幹線にしてはゆっくり走ります。(すれ違う貨物列車にダメージを与えないため)

新青森駅に到着。ついに本州に上陸!(^_^)v

駅に展示された青森ねぶたと弘前ねぷた。青森ねぶたは自由な形のぼんぼりですが、弘前ねぷたは扇形です。

青森名物、りんごジュースしか売っていない自販機(^_^)

【17本目:新青森20:50-青森20:56】
奥羽本線の電車で一駅、青森へ向かいます。

吹雪の青森駅に到着。今日の移動はここまで。
3年連続で青森駅に来ていますが、ようやく改装工事が終わったようですね。

今日の宿は、もはや青森での常宿になった感じの「ホテルセレクトイン青森」。

このホテル、設備や価格はごく普通のビジネスホテルなんですが、フロントで受付時にパンを1個くれます。
(これは明日の食料にします)
さらに夕御飯としてカレーライスのサービスがあり、容器は発泡スチロールですが、好きなだけ盛って食べられます。
(今日は到着が遅くて、もうありませんでした)

名物のカレーライスが食べられなかったので、ホテルの1Fに入っているデイリーヤマザキでチキンカツ弁当を調達。
そういえば昼も鶏だった…まあいいや。


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